ピコシムのブログ

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ピコシムのブログ

社会の出来事を「なぜ?だから何なの?」の視点で探ります

ブームは繰り返されるのが世の常だよね

社会

こんにちはpicsimです。

一億総活躍社会とか地方創生という言葉を聞かない日はありませんが、いつか来た道というか、10年前にも中心市街地活性化とか、地方再生、地域再生などのワードが流行りました。

2010年頃から「農山村が高齢化で過疎化して限界集落になり危ない!志ある若者募集!農業で生計を立てよう!!」のようなキャッチコピーで中山間地域に人を呼び込もうとしています。

東京一極集中は悪。地方は弱者で、助けてあげるるべきだとか、国もメディアも大学等の研究機関でも農山村活性化の取り組みの社会的意義が強調され、それに感化された学生の中には新卒を捨てて「使命感」をもってそのような地域に飛び込んでいきました。そして現在も続いています。

 

国が国民に呼びかけて、社会的意義を唱えて新天地を目指せみたいなのって結構リスキーだよねと思ったので、過去に国の政策でどんなことがあったか調べてみました。

 

f:id:picsim:20160126233253p:plain

国民に募集をかけて移住させるよ

  • 1882年~ 北海道開拓移民
  • 1931年~ 満蒙開拓団(敗戦で満州から引き上げ)
  • 1945年~ 戦後開拓(秋田県大潟村とか成田三里塚など、戦後最大規模)
  • 1950年代 南米等移住民(アルゼンチンなど)
  • 2009年~ 田舎で働きたい(農水省
  • 2009年~ 地域おこし協力隊(総務省

産業や工場を地方に分散させるよ

  • 1960年代 新産業都市指定
  • 1983年 テクノポリス構想 大学や研究機関を地方に誘致

保養所を地方にたくさん作って国民に余暇を楽しんでもらうよ

  • 1987年 リゾート法

地方に住む国民もイキイキと生活できるように法律や予算をつけるよ

 

国民の移住をすすめて、開拓者となって人生を冒険した結果、命を落としたり大変な目にあったというのはメディアでも小説でも史実でも情報がたくさん出てきます。現代は命の危険がなくなっても、人生を棒に振らないように気をつけて、自己責任でがんばりましょう。

ちなみに今回の地方創生の10年前は地域再生法という法律で地方を活性化するための制作が沢山打たれましたが、その成果はどうだったのか調べてみると、これといった成果を聞きませんがなぜでしょうね。優秀なコンサルタントが国から何億円という案件を落札して、住民同士のグループワークをして立派な計画書を作ったはずなんだけどね。

10年ちょっと前には、地方の中心市街地をどうにかしよう!タウンマネジメントが大事だ!中心市街地を活性化するためにチャレンジショップや立派な観光施設を建てよう!として駆りだされた若者がいました。彼らの大半は低賃金、非正規雇用の職員として頑張ってきましたが、今回の地域おこし協力隊の人たちと重なるので、そういう世界に飛び込もうとしている若い人たちは、よーく考えて受け入れ先の町には気をつけましょう。

ブームは繰り返されるので気をつけようね。