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社会の出来事を「なぜ?だから何なの?」の視点で探ります

女性に共感できない家事代行サービスの男性役員ブログの炎上から学べること

社会 はてな

こんにちは、ピコシムです。

家事代行サービス企業の役員・K氏という方のブログが炎上しました。

そのタイトルは、「女性に読んでほしくない女性のマネジメントについて」

バリバリ働く男性執行役員が、女性社員に苦悩するという話です。

 

今回は、 「男女の思考の違いについて」焦点を当てつつ、

この炎上を活かすために「もし自分が書くならどう表現にすれば良かったか」を考えてみます。

 

ブログの内容は、トイアンナのぐだぐださんが簡単にまとめられているので、引用します。

なぜ、彼が女性社員を面倒だと思うのかをまとめると、

  • 口は出すが責任は負いたくない。わがまま
  • 「何がなんでも1億円目指すぞ!」といった数字だけでやる気を出さない。
  • めんどくさい 問題を解決できなくても、辛さに共感してくれればいいらしい。意味不明
なぜ女と働くと「わがままで、めんどくさい生き物で、意味不明」と感じてしまうのか? - トイアンナのぐだぐだ

 ということでした。

「口は出すが責任はいや」、とか、「数字だけでやる気にならない」のは、男性社員にもいそうなので、女性特有というわけじゃなさそうです。

しかし、次の最後のところだけは男女でハッキリ違いがあります。

なぜ、女性は問題が解決されなくても別に良いのか、男性が理解できないわけ

男性にとって、問題は解決されるのが当然という価値観を持っていますが、女性はそうでもないのはなぜか。

心療内科のマンガで説明されています。

 漫画の内容は下記のリンクで無料で見れます。

 モテるマンガ第5回「男と女の会話は違う!」 by ゆうメンタルクリニック 

 

男性は解決思考で、女性は共感を求める傾向

男性は言葉を「問題解決のツール」として使っている。

女性は多くの場合言葉は「共感」に最重要な価値を置いている。

男性は縦社会で女性は横社会

男性社会は、ほぼ縦社会です。体育会系の部活を学生時代に経験するとわかるのですが、先輩後輩の関係は絶対的で、基本的にトップダウンです。これは多くの会社でも同じではないでしょうか。

女性社会は、基本的に横とのつながりを重視します。平等や公平という価値観を置くのは、「子育て」や「集落の共同作業」を上手にやっていくために発達した能力といえます。

このような男女差が前提にあるということを理解しておく必要があります。

 じゃあ、どうすればいいのか?

 問題を解決を加速するには「傾聴と共感」が必要

私はかつてコールセンターで、機械の故障や操作案内のオペレーターとして働いていました。

問題解決が完了するまでの時間を短くするには、「傾聴と共感」をすることです。いかに短時間で信頼関係を深めて、相手の心を開くかが大切です。

電話応対で学んだ基本的な手順がありました。

  • 電話をわざわざ掛けていただいた感謝
  • お問い合わせ内容について傾聴する
  • 発生した問題について共感する
  • 相手が安心したら問題解決の手順を踏む

これは、クレームが発生している時も同じで、

  • お怒りが収まるまで相手の話に傾聴する
    この段階で、決して相手の要求を受け入れない
    例えば、弁償しろ、今すぐ新品をよこせなど
  • 相手の話に共感する
    「それは大変でございましたね、お怪我はなかったですか など」
  • 相手が「この人は安心して話せる人だ」と信頼関係ができた段階で問題解決の手順を踏む
  • 相手の要求が、自分には受け入れられないときは「無理であることを」伝え、そのことが残念であることに共感する
  • 謝罪は最小限に留め、共感する
    謝罪は相手の要求を全面的に受け入れるということではなく、クレームの「連絡」をしてきたことに対して感謝する。

信頼関係ができた段階で初めて問題解決のステップに進めますので、「傾聴と共感」は大切です。

これは、経営者や上司が悩みそうな次のトピックにも当てはまります。

例えば、

  • なぜ、新入社員のパフォーマンスが上がらないのか?
  • なぜ、現場で働く従業員のモチベーションが上がらないのか?
  • なぜ、社員の残業時間が長くて成果が少ないのか?

ということを考える上でも、

従来の男性社会で通用した、「ただ指示を出し、命令するだけ」方法よりも、

社員を観察して、従業員の「不満や課題について」傾聴し、共感をすることで、

  • 社内制度の改善、
  • 労務環境の問題改善、
  • 商品開発方法の改善、
  • 営業方法の改善、

について考え、経営者や上司が必要な措置について検討できるようになります。

その結果、従業員の心を開いて、「やる気を高め」、労働生産性が上がり、ひいては会社の利益に繋がります。(根気と、時間と、経営者の覚悟が必要ですが)

 男性役員のブログが炎上したことから学べること

私は以前ブログにも書いたとおり、ADHD(注意欠陥多動性障害)で相手の空気が読めず、想像力が働かず、相手の気持を理解できず、自分の人生にとって、失業するなど大変大きな問題になりました。

自分の発言によって「炎上リスク」を回避するために、今回のブログから学び、失敗パターンを覚えて行こうと思います。

タイトルが挑発的すぎるものはいけない

「女性に読んでほしくない女性のマネジメントについて」は、

男性にとっては興味が湧くタイトルですが、明らかに女性にとってネガティブすぎました。

 改善案

「男性に読んで欲しい女性が活躍するためのマネジメントについて」

「男性に読んで欲しい、私が女性社員を活かせず失敗した理由」

のようなものが、よかったかなと思います。

 

もし、仮に、女性執行役員が書いた

「男性に読んでほしくない男性のマネジメントについて」っていうブログが出てきたとして、

  • 男性はちょっとおだてるとすぐに乗り気になって単純!
  • 男性は何かと過去の自慢話が多くて聞くに堪えず、理解不能!
  • 男性は批判ばかりが多いが、自分で決断できず責任をとれず支離滅裂!

などというブログがあったら、世の男性はよく思わないでしょう。

失敗したのは自分の責任という視点の重要性

基本的に、失敗したという話はドラマ性があって聞いていても面白いものです。

「人の不幸は蜜の味」という言葉にあるように、脳科学的にも人の失敗は自分を幸福にしてくれる結果がでています。

 脳科学者で精神科医の高橋英彦医師によると、

“脳に関する研究が進んだ結果、「他人の不幸を喜ぶのは、人間の脳がそのような仕組みになっているからである」ということがわかってきました”

「他人の不幸は蜜の味」なのは脳の仕組みのせいだった - エキレビ!(1/3)

ということなので、成功自慢よりも失敗談を書いたほうが好まれて読まれます。

今回は皮肉にも炎上(大失敗)してしまったため、「人の不幸は蜜の味」という人間の真理が証明されてしまいました。

あいつが悪くて自分は悪く無い!だから、自分はあいつに本当に困っているんだという内容だというのは、結局はその人のスキルが未熟なために生じている問題でしょ!

という話に帰結します。

(人の悩みはビジネスの種ですから経営コンサルトの方々は営業のチャンスですよ!)

★★★

ただの日記なら問題ないのですが、ブログだと全世界的に発信されてしまいます。しかも、社会的地位のある執行役員の方が発言されてしまい、会社のイメージダウンは避けれられません。

自分の失敗経験談は、ほかの人から見たら失敗を面白く学べる話です。これを見たり伝えることが、ブログの醍醐味だと気がついたピコシムでした。

 

id:picsim

最後までお読み頂きありがとうございます!

次回もお楽しみに!