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【ADHD】不安や悩みを無くしてパフォーマンスを上げる4つの方法

こんにちは、ピコシムです。

ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断されて、ストラテラを服用してから4ヶ月が経ちました。先月頃からあることに気づきました。

不安や悩みが全くない

日常で悩みや不安を感じることが全くありません。もともと悲観的な性格だったのですが、超楽観的になりました。暑い、寒い、快、不快、などは今までどおりありますが、過去のように将来を悲観して悩んだり、諦めて思考停止状態に陥いることはなくなりました。仕事も職場の人間関係も順調です。

 

悩みは過去の精神的苦痛、不安は将来の見通しが立たないことで起きる

ADHDに限ったことではありませんが、悩みと不安は明確に違います。

過去が原因となって精神的苦痛を感じている状態が、「悩み」

将来への見通しが立たないことで「不安」が生まれます。

両方とも、明確な原因が分かっていない状態です。

原因が特定の人だと分かれば

「悩み」→「恐怖」

「不安」→「心配」となり対策がとれます。

詳しくは今後取り上げます。

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1.ADHD(注意欠陥他動性障害)の治療薬・ストラテラ効果

ADHDの治療薬はストラテラとコンサータの2種類です。

私の服用しているストラテラの場合、前頭葉の機能を活性化させます。脳内物質のノルアドレナリンが増加することで、やる気のもとの快楽物質が脳内に満たされて、毎日が楽しくなります。

覚醒!?ADHDでストラテラの初体験記録

 

ストラテラによって脳内物質の環境が変化したことで、不注意の改善や集中力の高まり、結果として良い影響がでてきたと言えます。

以前は前頭葉の思考が堂々巡りしているだけで、いつまで経っても答えのない問題に執着していましたが、最近は考えてもムダなことは考えなくなりました。

2.競争からの戦略的撤退

競争は勝算があってするべきです。ADHDの人はノーマルな状態だと健常者と戦うには圧倒的に不利です。負け続けて自己嫌悪に陥ったかつての私は、パフォーマンスの著しい低下が、うつ病として現れた結果、経済的困窮に陥り大変な目に合いました。

ADHDって別に他人事じゃん!と思っていたら(社会人編) 

 

 世間的、一般的、年齢的、常識的という言葉はすべて、普通の人が普通の人と比較する場合にのみ有効な評価基準です。

例えば、世間的に精神障害者手帳を持っているのは特殊な人だから、申請をしないでおこうなどと考えるのは無意味です。

ADHDの人は、普通の人の評価軸を捨てて、「自分の人生は普通の人と違って当たり前」と認識することで、悩みや心配が消えます。

最初からADHDの人が普通の健常者と同じ土俵で戦っても、玉砕してメンタルが崩壊するだけです。ADHDの人は、不得意なものが得意にはなりません。

3.二次障害による致命的リスクの回避

ADHDの私は、ストラテラによって注意力と集中力を手に入れました。

しかし、何らかの原因で二次障害の「うつ病」を発症した場合、ストラテラを服用が禁止になる致命的なリスクになります。

ADHDの自分にとって、ストラテラの服用が禁止されることは、

  1. 脳の機能障害が再発する
  2. 仕事の効率が悪化し、不注意によるミスを誘発させる
  3. 職場の人間関係が悪化しストレスが溜まる
  4. 自己嫌悪に陥りうつ病のリスクが激増

 

結果、休職や退職せざるを得ない状況が生じ、失業と経済的な貧困、生活困窮のリスクが劇的に増加します。

 

以前記事に書いた

自分を高めるなら他人と競争しない方が楽

は、ADHDの人にとって、他人と比較して自己嫌悪にならない必須のスキルです。

ADHDで最も恐れるべき二次障害の「うつ病」を発症させないことは、自分や家族の生活を守るためです。

4.ADHDの差別化戦略

ADHDの人が、社会において優位性を発揮できるのは、

質の高い刺激を常に求め、見つけるとそこにガッツリハマるという傾向 

を最大限に活かして、

得意なことをやって、圧倒的な成果を出しているときだけです。

ADHDという脳の機能障害がある人は100人に1、2人しかいない少数派です。多数派の健常者ような、何でも卒なくこなす世界では負けてしまいます。

そのためには、自分の強みは何なのか知る必要があります。

 

自分の強みを分析して仕事や勉強で成果を出そう  では、

自分の強みが分かり、適性と不適合な仕事、職場の風土を予め予想することができる

ので、自分の特徴を認識し、どの分野が向いているのか調べておくことは必須です。

私の強みは、

「着想」「競争性」「目標志向」「学習欲」「達成欲」

でした。

ADHDの人に多い新規探求生や、着想などを活かした毎日刺激のある仕事が向いていますのでピッタリです。

一方で、自分の強みの正反対の

  • マニュアル化された工夫の余地がない仕事
  • 競争性がない仕事
  • 目標が明確にない仕事
  • 現状維持の仕事・組織
  • 達成欲が満たされない仕事

 

は、絶対に向いていないことが経験済みです。古い体質の企業や、公務員のような定型業務は、私には向いていないことが再認識できました。

 

ADHDの人は私も含めタダでさえ苦労が多いので、しなくてもいい苦労は、しないに越したことはありません。

人生は有限ですから、ストレングスファインダーでweb心理テストをして、詳細な解説を元に自分の強みを分析しましょう。Amazonで1700円程度で購入できます。(中古本ではwebテストに必要なシリアルナンバーが使用済みで、テストが受けられません)

 

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まとめ

「悩み」や「不安」がない状態は、学習や仕事のパフォーマンスを最大限に引出します。

  • ADHD(注意欠陥他動性障害)の治療薬、ストラテラ、コンサータを服用する
  • 圧倒的不利な状況の場合、競争から撤退する
  • ニ次障害による致命的なリスクを回避する
  • ADHDの差別化戦略は、得意なことで圧倒的成果を出すこと

過去に対して精神的苦痛を感じず、未来に対しても見通しを立てれる状況なら、悩みや不安が無くなります。私もあなたも、自分らしい人生を送りましょう。

 

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