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社会の出来事を「なぜ?だから何なの?」の視点で探ります

中国の4倍 授業中に居眠りする日本の高校生

こんにちは、ピコシムです

 

日本の高校生は、授業中に居眠りをしたり、試験前の一夜漬けをする生徒の割合が、アメリカ、中国、韓国に比べて多いことが分かりました。

 

高校生の勉強と生活に関する意識調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較- 平成29年 国立青少年教育振興機構

  

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出典:高校生の勉強と生活に関する意識調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較- 平成29年 国立青少年教育振興機構

 

なぜ高校生は授業中居眠りをするか?

報告書の中では、 

日本の高校生は、「教科書に従って、その内容を覚える授業」が多い反面、教具の活用、生徒個人の調べや生徒同士の話し合いの授業が米中韓に比べて少ない。

出典:高校生の勉強と生活に関する意識調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較- 平成29年

他の3か国に比べて日本の授業は単調でつまらない可能性が仮説として考えられます。

 

ネット上で居眠りをする理由を探した結果、 

  • 授業がつまらない
  • 疲れていて眠くなった
  • 先生が一方的に話すだけで、授業が単調でつまらない
  • 授業を受ける以外の行動(外出、スマホで調べる、自分のペースで学習、他教科の学習)が許可されていない
  • 先生が威圧的

という理由が出てきました。

 

出来る生徒と出来ない生徒にとって、授業時間は退屈で仕方がありません。

日本特有の同調してみんなで我慢するスタイルだと、時間がもったいない。

日米中韓の授業のスタイル比較

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出典:高校生の勉強と生活に関する意識調査報告書-日本・米国・中国・韓国の比較- 平成29年 国立青少年教育振興機構

先生は、生徒によく発言をさせるが、生徒が能動的に調べたり、発表したり、議論したりする授業が他国見比べ少ないです。

 

想像するに、伝統的に一問一答形式で生徒に当てさせる授業だから?

改善の余地がありそうです。

 

では、なぜ生徒は居眠りしてしまうのでしょうか。

教員のスキルには問題はないのでしょうか。

先生はどう考えているか?

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出典:文部科学省 OECD・TALISのポイント - 我が国の教員の現状と課題

 

学校の先生は、生徒に「なぜ?」と考えさせるて、学習意欲を高める授業にする自信がないようです

日本人ですので、謙遜しているだけなのかもしれませんが、それでも低いです。

 

では、スキルアップをするために研修して、生徒に興味を持つ授業ができるといいですね。

ところが、先生は研修参加が出来ないほど忙しい。

 

なぜでしょうか。

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出典:文部科学省 OECD・TALISのポイント - 我が国の教員の現状と課題

 

86%の先生は、業務とスケジュールが合わず、研修に参加できません。

もはや先生個人の問題ではなく、組織的な課題です。

なぜ研修できないのでしょう?

 

勤務時間が長すぎ、部活指導忙しい

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出典:文部科学省 OECD・TALISのポイント - 我が国の教員の現状と課題

 

部活指導に忙しく、授業スキルを上げるための研修に参加できないって、本末転倒です

先生は、他国に比べて勤務時間が長すぎて、研修にいけません。

1週間で、53.9時間働いています。

この中には、自宅で授業準備や、採点など持ち帰り残業時間は含まれていません。

組織的に非効率な働き方を強要されているのでしょうか。

なぜ先生の勤務は長い?

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出典:文部科学省 OECD・TALISのポイント - 我が国の教員の現状と課題

 

一週間あたりの、

授業計画や準備の時間は、1.6時間多い

一般事務に使う時間が、1.6時間多く

課外活動時間は5.6時間も多い

日本の学校の先生は、課外活動に月30時間もコミットしています。

海外では、月8.4時間です。

先生は長時間労働で疲弊して、大変なんじゃないですか。

 

多忙な教員の業務量は減らせないか

現在の学校教育は教員の自己犠牲によって成り立ってます。

学校教員は、業務時間外の活動が多くプライベートな時間がほとんどありません。

私の叔父は、東北地方の公立高校の進学校の数学教諭をしていましたが、朝7時出勤、夜12時帰宅という恐ろしくブラックな環境で働いていたそうです。

現在は退職しましたが、一時は過労死するかと思ったそうです。もちろん残業代は出なかったそうです。

 

このことを踏まえて、教員の業務削減で何かできないでしょうか

  • 先生の一般事務作業をアウトソーシングできないか?
  • 先生の課外活動のコミットを少なくできないか?

もしくは、

先生が板書するスタイルの集団授業をやめて、

  • 個別ビデオ授業に切り替える
    (現代文は東進ハイスクールの林修先生、英語は関先生など、理解しやすい教材を使う)
    もしくは、生徒が自分のスマホでyoutubeで分かりやすい動画見つけて理解する

先生は、分からなければ個別に答える個別授業で良いでしょう。

その方が、教え方の悪い先生に当たってしまい、数学や、英語が嫌いになった生徒を減らすことができますし、興味付けも普通の先生に比べれば、断然良いでしょう。

1人の教員が35人を同じ習熟度で教育することは、最初から困難なのですから。

 

生徒を居眠りをさせる授業スタイルで、テスト前だけ本気で勉強させるって、高校3年間の大部分を無駄にしているようで、もったいないですね。

 

先生は、部活指導に熱心(もしくは実質強要されて)、プライベートを犠牲にして、時間がなくなり、教育スキル上がらないのは本末転倒です。

 

生徒が居眠りは生徒自身の責任ですが、学習意欲を高める授業スタイルはこれから必要になるでしょう。

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