ピコシムのブログ

社会の出来事を「なぜ?だから何なの?」の視点で探ります

迷惑な正義?窓枠原理主義の台頭

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こんにちは、ピコシムです。

 

平和で楽しい空間を台無しにする人たちがいます。

ある国では、窓枠原理主義者によって、窓ガラス排除テロがゲリラ的に勃発しています 

 

Yさんは、毎日頑張って窓を磨いた結果、透明なくらいにピカピカな窓になりました

多くの人は、その出来前を賞賛しています

ところが、ある日突然、窓枠原理主義者によって攻撃を受けてしまいます

招かざる客 窓枠原理主義者

彼らは、突然に声を荒上げて難癖をつけます

「窓が透明すぎて子どもが知らずにぶつかったら危険だ!!」

「もし窓に頭をぶつけて死んだらどうするんだ!」

「曇りガラスはイヤらしい!卑猥だ!モザイクを連想させる、子どもに見せられない!」

「地震で窓ガラスが割れたら、ケガをするだろ、取り外せ!」

「誰かが真似してピカピカの窓ガラスが増えたらどうするんだ!」

「真夏の車は、エアコンが止まると熱中症の危険がある!フロントガラス外してしまえ!」

 

などと、窓枠原理主義者は、ピカピカの窓ガラスの危険性を過剰に訴えて、窓ガラスにスプレーで白や黒で塗りつぶしたり、窓ガラスは有害だ!危険だ!と、親の仇のように排除を呼びかけています

 

世の中の大半は、そんな過激思想の彼らを相手にしません

 

ところが、窓枠原理主義者から攻撃された当事者は、会社のイメージダウンを恐れて、慌てて対応した結果、ガラスが取り外されて、窓枠だけになりました

 

被害を受けた社内では、

「なんで窓ガラス外したんだよ!」

「外は35度だ暑いぞ!」

「雨が部屋の中に入る!」

「風で書類が飛ばされた!」

「何も窓ガラス取り外す必要は無いだろ!」

 と、憤りを隠せません

 

みんなが不快になりました

 

その国では、そんな不便な状態にもかかわらず、最近、窓ガラスが自主規制されて窓枠ばかりの建物が増えてきました

 

本当なら、会社の担当者は、窓枠原理主義者を突っぱねればいいのですが、身の危険を感じて、ぼほ100%彼らの要求に屈してしまうので、突然窓ガラスを外された人たちは、居心地が悪くなります

 

一方、窓枠原理主義者は、窓ガラスが取り外されたのを見るなり、勝利を確信し、自分たちの正義感に心酔して、すぐに取れそうな窓ガラスを狙いに行きましたとさ 

 

 

☆☆☆

 

人気ライターのよっぴーさんの記事が炎上して、公開停止になりました

いろはすのPR記事だったのですが、記事中には何箇所も真似しないでくださいと、しつこいほど注意書きがあったのにもかかわらず、掲載停止になるとは・・・

 

WEBアンケート24によると

9% 記事内容が不適切で妥当

10% 批判は一部だが、非公開はやむを得ない

81% 批判は一部の意見で非公開には疑問

 

もともと、よっぴーさんの記事が炎上した背景には、広告記事のタイトルに[PR]を付けるか付けないかなど、様々なテーマでよっぴーさんとネット民で論争があって、

[PR]をつけないと広告記事か分からない、スマホのギガ(データ通信量)が減る、などと、いろいろ難癖つけられていた矢先、今回のいろはすの記事を絶好のチャンスと言わんばかりに、「真似したら危ない」という理由で、企業にクレーム入れまくって記事非掲載にさせられた炎上事例でした

一般的に、炎上に加担した人たちの割合はネット全体の0.5%です

よっぴーさんのブクマのコメントは、ずいぶん記事に対して否定的なコメントが多く、上記のアンケート結果と極端に乖離しています

肯定的な印象を持った人はコメントをあまりせず、否定的なほどコメントは多く書かれていることが特徴的です

炎上リスク回避と表現の自由

はてなブログを書いていると、炎上リスクは避けられません

一番の対策は、

  • 優良な読者(ファン)を増やす
  • 敵を作らないこと
  • ネット上で議論をしないこと

ですが、ブログを書いていても、表現の幅が狭まっているような感覚があります

  • この表現は、差別的意図はないけど、揚げ足を取られそうだ
  • この内容は、炎上しやすい内容だから、別の話にしておこう
  • このタイトルは誤解を招きそうだから変えよう

など、いろいろ記事を投稿する前に自衛しています

 

このブログでも、過去の記事のはてなブックマークのコメントには、

「なんだ炎上してると思ったら、してなかった」など、機会を見て、炎上させようとする火種が多く転がっています

それは、ブックマークが多ければ多いほど、リスクが高まります

そのコメントを書いている属性を見ると、だいたいいつも否定的なコメントをする人か、たまたま否定的な感想をかいた人なのか、初見で来た人なのかが分かります

 

残念ながら、ブログのコメントの第一印象が悪いと、否定的なコメントに繋がって炎上する可能性が高まります

 

特に、はてブの人気のコメントが炎上を助長するものだと、かなり致命的です

お陰様で、今のところ、ピコシムのブログでは、多くの良質な読者に守られて、炎上の経験はありませんが、最悪の事態に備えて対策の必要性を考えさせられる事例でした

 

表現の自由って何なんでしょうね

 

ネット炎上の研究

ネット炎上の研究

 

 

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最後までお読み頂きありがとうございました

次回もお楽しみに

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(記事をリライトしました、スターを付けてくださった方申し訳ございません)

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